生徒作品集そのNo.12は、「梵天」


梵天ぼんてん」のおはなし

宇宙の根本原理を神格化したインド神様です。

お釈迦様が菩提樹の下で悟りをひらかれた時、到達した教えがあまりにも難しく、広めるのはやめようと心に決められたのですが、その時 梵天が現れ「たとえいま分かる者がいなくとも、どうぞ説法を行ってください。そのうちに理解できる者がきっと出てきますから・・・」と熱心に勧めました。

お釈迦様はその熱意に負け、ついに説法する事を決意されます。

この事から梵天は仏教の大恩人として考えられ、守護神の中でも代表的な神様として位置づけられる様になりました。右上手に戟、下手を施願印に、左上手には蓮華を持ち、下手に水瓶を把り、鵞鳥に乗った姿で表しています。

この作者は、西宮北口第一教室のN.M.さんです。Mさんから皆様へコメントを頂戴しました:

『初めての書き起こしでどうして良いかわからず先生に助けていただき、四苦八苦しながらやっと作品になりました。チャームポイントは、水鳥の顔です かわいいでしょ!!』